中古スマホの容量、何GB選べばいい?128GB / 256GB の判断基準
結論からお伝えすると、迷ったら128GBで足ります。256GBが必要になるのは「動画をよく撮る」「大容量ゲームを複数入れる」「クラウドを使わず本体に写真を貯め続ける」のいずれかに当てはまる方です。
容量選びの答え(早わかり)
- 128GB → 写真中心・SNS・動画は見る専門。多数派はここで足ります
- 256GB → 動画をよく撮る・ゲームを複数常駐・クラウドを使わない
- 64GB以下 → 現在ではおすすめしにくい。OSと標準アプリだけで圧迫される
- 512GB以上 → 4K動画や大量のオフライン音楽・映像を持ち歩く方向け
- 判断軸は「写真の枚数」より「動画を撮るか」(動画は写真の数十倍のペースで消費します)
- 中古市場では128GB→256GBの価格差が5,000〜15,000円程度になることが多い
なお、そもそもストレージ容量とは何か・空き容量とどう違うのかという基本は 中古スマホのストレージ容量の選び方 にまとめてあります。この記事は**「自分は何GBを買えばいいのか」を決める**ことに絞ります。
エコスタモバイルのスマホ専門スタッフです。今日はQ&A形式で整理していきます。
Q1. そもそも128GBって、どれくらい入るの?
A. OSと標準アプリで15〜25GB程度を使うので、実際に使えるのは100〜110GBほどです。
そこから逆算すると、こんなイメージになります。
- 写真(1枚3〜5MB):2万枚前後
- 動画(1080p・1分あたり約100MB):15時間前後
- 動画(4K・1分あたり約400MB):4時間前後
- アプリ:一般的なSNSアプリで数百MB、大型ゲームで数GB〜10GB超
写真だけなら2万枚。多くの方にとって、これは数年分に相当します。問題は動画です。 4K動画は1分で400MB近く使うので、旅行で撮り歩くと一気に減ります。
Q2. 自分がどっちか、どう見分ければいい?
A. 今使っている端末の「使用済み容量」を見るのがいちばん確実です。
- iPhone:設定 → 一般 → iPhoneストレージ
- Android:設定 → ストレージ(またはデバイスケア → ストレージ)
ここに出ている数字が、あなたの実測値です。推測より正確です。
見方の目安はこうなります。
- 現在60GB以下 → 128GBで余裕があります
- 現在60〜90GB → 128GBで足りますが、数年後を考えるなら256GBも選択肢
- 現在90GB超 → 256GB推奨。または使い方の見直しを
今の使用量に、これから数年分の伸びを足すという考え方をしてください。多くの方は年10〜20GBずつ増えていきます。
Q3. 写真をたくさん撮るなら256GB?
A. 写真「だけ」なら、実は128GBで足りることが多いです。
冷蔵庫の中身にたとえると分かりやすいかもしれません。写真は小さなタッパーがたくさん並んでいる状態で、数は多くても一つひとつは小さい。動画は大きな鍋を丸ごと入れる感じで、1本で棚が埋まります。容量を決めるのは、タッパーの数ではなく鍋を何個入れるかです。
写真中心の方が容量不足を感じる場合、原因は写真そのものより「一度も見返していない動画」だったりします。実際に容量を圧迫しているものが何か、先ほどのストレージ画面で確認してみてください。
Q4. クラウドを使えば128GBで十分?
A. 十分です。むしろクラウドを使うかどうかが、容量選びで一番効きます。
iCloud写真やGoogleフォトを使えば、本体には縮小版だけを置いて、原本はクラウドに置く運用ができます。この使い方なら、写真がどれだけ増えても本体容量は圧迫されません。
ただし条件が2つあります。
- 月額のクラウド料金がかかる(無料枠を超えた場合)
- 通信環境が必要(電波の入らない場所では原本を見られないことがある)
月々数百円のクラウド料金と、128GB→256GBの価格差(中古で5,000〜15,000円程度)を比べて、どちらが自分に合うかで判断してください。2〜3年で買い替える方なら、本体容量を上げた方が結果的に安いこともあります。
Q5. Androidなら microSD で増やせるのでは?
A. 機種によりますが、対応していれば有効な選択肢です。
microSD対応機種なら、後から容量を足せます。写真・動画・音楽の保管先としては十分実用的です。
ただし注意点もあります。アプリ本体はmicroSDに移せないことが多いため、ゲームを大量に入れる目的には向きません。また近年はmicroSD非対応の機種も増えています。
対応機種は microSD対応の中古スマホおすすめ5選 にまとめています。iPhoneはmicroSDに対応していないので、購入時の容量選びが最後の決断になります。
Q6. 64GBは今でもアリ?
A. 正直、おすすめしにくいです。
OSと標準アプリで20GB前後を使うため、実質使えるのは40GB台。ここにアプリと写真が入ると、すぐに空きが数GBという状態になります。空き容量が逼迫すると、OSアップデートが当てられないという実害も出てきます。
通話とLINEだけ、という限定的な使い方なら選択肢に入りますが、価格差が数千円なら128GBを選んだ方が満足度は高いというのが業者目線の意見です。サブ機として割り切るなら別ですね。
Q7. 中古市場では、容量違いでどれくらい価格が変わる?
A. 同じ機種・同じグレードで、128GBと256GBの差は5,000〜15,000円程度のレンジに収まることが多いです。
世代や機種、市場の在庫状況によって変動しますが、新品時の価格差より縮まっているのが中古市場の特徴です。新品では2万円以上あった差が、数年経つと1万円前後に落ち着く、という動き方をします。
なので、「新品では手が出なかった大容量モデルが、中古なら現実的な差額で買える」というのは中古を選ぶメリットの一つです。中古市場を15年見てきた実感として、ここは狙いどころだと思います。
業者目線での本音
買取査定を2,000台以上見てきた立場でお伝えすると、「容量が足りなくて買い替えました」という理由での持ち込みは、実際にあります。 バッテリーや故障ほど多くはありませんが、確実に一定数います。
一方で、「容量を上げすぎて余らせた」という後悔は、ほとんど聞きません。 余った容量は困りませんが、足りない容量は毎日困ります。
そのうえで押し付けたくないので正直に言うと、多くの方は128GBで足ります。 ただ、判断に迷うくらい境界線上にいる方は、上の容量に倒しておく方が後悔は少ないと思います。
まとめ
- 迷ったら128GB。多数派はこれで足ります
- 動画をよく撮る・大容量ゲーム複数・クラウド未使用なら256GB
- 判断は推測ではなく、今使っている端末の使用済み容量を見る
- クラウドを使えば128GBで十分、ただし月額と価格差を比べて
- AndroidはmicroSD対応機種なら後から足せる、iPhoneは購入時が最後の決断
- 中古市場では容量差の価格が新品より縮まっている
機種選びの全体像は 中古iPhoneの選び方、中古Pixelの選び方 もあわせてどうぞ。
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