中古スマホにSIMカードを入れる手順|SIMの入れ替えでやることを解説します
中古スマホのSIM入れ替えは、「電源を切る → SIMピンでトレイを開ける → 向きを合わせてSIMを載せる → トレイを戻す → 電源を入れて電波を確認 → 必要ならAPN設定」の6ステップで終わります。 作業そのものは5分もかかりません。つまずくとしたら、最後のAPN設定のところです。
エコスタモバイルのスマホ専門スタッフです。
「中古スマホを買ったんですけど、SIMって自分で入れ替えていいんですか?」というご質問、購入後のお客さまからよくいただきます。結論からお伝えすると、ご自身での入れ替えで問題ありません。ショップに行く必要もないです。ただ、順番を間違えると「電波が入らない」と焦る場面が出てくるので、そこを含めて整理しておきます。
事前に用意するもの
- SIMピン(端末購入時の箱に入っている細いピン。なければクリップの先でも代用可)
- 今使っているSIMカード(または新しく契約したSIM)
- Wi-Fi環境(APN設定やアプリの復元で使うため、あると安心です)
SIMピンは中古スマホの付属品として付いてこないこともあります。手元にない場合、事務用のクリップを伸ばした先端でも押せます。無理に太いものを差し込むと穴の周りを傷つけるので、細いものを選んでください。
1. 電源を切る
まず、新しい端末の電源を切ります。
最近の機種は電源を入れたままSIMを抜き差ししても壊れることはほぼありませんが、認識に失敗して「圏外のまま戻らない」ことがあります。電源を切ってから作業した方が、結果的に早く終わります。
古い端末からSIMを抜く場合も、同じく電源を切ってからにしてください。
2. SIMピンでトレイを開ける
本体の側面(または上部)にある、小さな穴を探します。穴の横に細長い切れ込みがあれば、そこがSIMトレイです。
穴に対してまっすぐピンを差し込み、軽く押し込むとトレイが少し飛び出します。斜めに差すと引っかかって開きません。 力が要ると感じたら、角度がずれているサインです。いったん抜いて、まっすぐ入れ直してください。
機種によってトレイの位置は違います。iPhoneは右側面、Androidは上部や左側面のことが多いですが、絶対ではありません。見当たらないときは、端末の縁をぐるっと一周見てみてください。
3. SIMカードを向きどおりに載せる
トレイを引き抜いたら、SIMカードを載せます。
- 切り欠き(角が一つ斜めにカットされている部分)をトレイの形に合わせる
- 金色の端子面を下向き(トレイに載せたとき、端子が見えなくなる向き)にする
- 浮かないよう、平らに収まっているか確認する
SIMのサイズはほとんどの機種がnanoSIMです。ただ、数年前の機種だとmicroSIMのこともあります。手持ちのSIMが入らない場合は、無理に押し込まず、回線契約先にサイズ変更を相談してください。
デュアルSIM対応の機種では、トレイの裏表2枚差しになっていたり、スロットが1と2に分かれていたりします。この場合、どちらに挿すかで通話用・データ用の設定が変わるので、挿した位置を覚えておくと後が楽です。デュアルSIMの仕組み自体は DSDS・デュアルSIMとは? で整理しています。
4. トレイを戻す
SIMを載せたトレイを、本体にまっすぐ差し戻します。
カチッと最後まで入り、本体と面がそろえばOKです。少し浮いている状態だと接触不良で認識されません。防水対応の機種は、トレイのゴムパッキンがねじれていないかも軽く見ておいてください。
5. 電源を入れて電波を確認する
電源を入れて、画面上部にアンテナ表示とキャリア名(docomo、au、SoftBank、Rakuten など)が出るか確認します。
ここで出れば、SIMの認識は成功です。「圏外」のまま数分待っても変わらない場合は、次のどれかを疑ってください。
- SIMトレイが最後まで入っていない
- SIMの向き・裏表が逆
- 機内モードがオンになっている
- キャリア版でSIMロックが解除されていない
- 対応バンドが合っていない
キャリア版の中古を別の回線で使う場合、SIMロックが引っかかることがあります。解除の手順は SIMロック解除のやり方 にまとめました。
6. 必要ならAPN設定をする
アンテナは立っているのに、モバイルデータ通信だけつながらない。このパターンがいちばん多いです。
原因はたいていAPN設定です。格安SIM(MVNO)を使う場合、端末側に「どの回線につなぐか」の情報を手入力する必要があることがあります。
- iPhone:多くのMVNOは構成プロファイルをWi-Fi経由でインストールする方式
- Android:設定 →「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名(APN)」から手動で追加
入力する内容はSIMを契約した会社ごとに違います。契約時に届く書類やマイページに載っているので、そちらを見ながら進めてください。詳しくは APNとは? と 格安SIMでつながらない時の確認ポイント で解説しています。
業者目線で一つ
中古市場を15年見てきた立場でお伝えすると、「SIMを入れたのに使えない」というご相談のうち、本体側の故障が原因だったケースはごくわずかです。ほとんどがAPN設定かトレイの差し込み不足、そしてSIMロックの3つに収まります。
なので、電波が入らないときにまず疑うべきは端末ではなく設定です。順番に潰していけば、だいたい解決します。
まとめ
- 手順は「電源オフ → トレイを開ける → SIMを向きどおりに載せる → 戻す → 電源オン → APN設定」
- SIMピンはまっすぐ差す・斜めだと開かない
- 切り欠きの形と端子の向きを合わせる
- 圏外ならトレイの差し込み・機内モード・SIMロックを確認
- データ通信だけダメならAPN設定を疑う
受け取り後の全体の流れは 中古スマホが届いたら最初にやること にまとめてあるので、あわせて見ていただくとスムーズです。
もしよかったら、うちの iPhone 13 や Pixel 8 の在庫も覗いてみてください。SIMフリー版・キャリア版の別を商品ページに明記しているので、お使いの回線に合う一台を選びやすいと思います。