au版中古スマホの選び方【バンド対応とSIMロック解除を確認】
エコスタモバイルのスマホ専門スタッフです。
「au版の中古スマホを買ったら他社で使えなかった」という相談を時々いただきます。au は他キャリアと違う独自のバンド(Band 18 / Band 26 / Band 41 等)を運用してきた経緯があり、選び方を間違えると「電波が入らない」が起きやすいキャリアです。
今日は au版中古スマホの選び方を、Q&A 形式で整理します。
Q1. au版中古スマホは他キャリアで使える?
A. SIMロック解除済み + バンド対応していれば使えます。
各キャリア公式発表ベースで、2021年10月以降に発売された au 版新機種は原則 SIMロックなしで販売されています(総務省の SIMロック原則禁止方針に対応)。それ以前の機種でも、SIMロック解除手続きを経た個体なら他キャリア・MVNO で使えます。
ただし、au は独自バンドを多く運用しているため、ドコモ版・SoftBank 版より「他社で電波が入らない」リスクがゼロではありません。
Q2. au 独自のバンドって?
A. Band 18 / Band 26(プラチナバンド)・Band 41(WiMAX 2+)等です。
各キャリア公式発表ベースで、au が運用してきた主要バンドは以下のとおり:
- Band 1:2.1GHz(国内主要キャリア共通)
- Band 3:1.7GHz(LTE 周波数・国内主要キャリア共通)
- Band 18 / 26:800MHz プラチナバンド(au 固有・建物内・地下に強い)
- Band 41:2.5GHz(WiMAX 2+・au 固有)
- Band 42:3.5GHz(国内主要キャリア共通)
- n77 / n78 / n79:5G(キャリアにより一部異なる)
ポイントは「Band 18 / 26」の存在。プラチナバンドと呼ばれる帯域で、建物内・地下・山間部での通信に強みがあります。これらに対応していない他社向け機種を au 系 MVNO で使うと、特定エリアで電波が入らない事態が起きえます。
Q3. au版を選ぶメリットは?
A. au 系 MVNO(UQ mobile・povo・mineo の au プラン)で使うなら、バンド対応が完璧 です。
au 系 MVNO・サブブランド(UQ mobile・povo・mineo・BIGLOBE モバイル au プラン等)で使う前提なら、au 版は最適な選択肢です。バンド対応が完璧なので、通信エリアでの不安がありません。
中古市場での流通量も多く、ドコモ版より少し安価で買えることもあります。
Q4. au版を他キャリアで使う時の注意点は?
A. ドコモ・ソフトバンクの SIM でも使えるが、Band 18 / 26 が活きないケースあり です。
au 系 SIM 以外で使う場合、au 固有のプラチナバンド(Band 18 / 26)はキャリア側が使っていないため、活用されません。ただし、ドコモ・ソフトバンクも独自のプラチナバンド(Band 19 / Band 8)を運用しているため、これらに au 版機種が対応していれば実用上問題なし。
近年のフラッグシップ機種は、主要キャリアのバンドを幅広くカバーしているため、SIMロック解除済みなら大抵問題なく使えます。エントリー機種は要確認です。
Q5. SIMロック解除はどうやって確認する?
A. 設定画面で SIMロック状態を確認・または検品済み中古ショップで明記されているかチェック です。
確認方法:
- iPhone:「設定 > 一般 > 情報 > SIMロック」で「SIMロックなし」表示
- Android:機種により位置が異なる(設定 > 端末情報 → SIM カードのステータス等)
中古スマホショップで購入する場合、「SIMロック解除済み」と明記されているかをチェック。エコスタモバイルでは検品時に必ず確認してお出ししています。
詳しい話は キャリア版と SIM フリー版の違い、中古ならどっち? で別途整理しています。
Q6. au版 iPhone と SIMフリー版 iPhone、違いはある?
A. 本体仕様は同一・キャリア固有プリインアプリもなし です。
iPhone は Apple のポリシーで、キャリア版でも SIMフリー版でも本体仕様は同一(Apple 公式仕様)。au 版 iPhone を中古で買うことに、ほぼデメリットはありません。
「au 版 iPhone」を中古で買うのは、本体仕様が同じで価格が安い、というシンプルなメリットがあります。
Q7. au版 Android のキャリア固有プリインアプリは?
A. au サービス系アプリ(au ID・au PAY・au でんき等)がプリインストールされています が、削除・無効化可能です。
au 版 Android にはキャリア独自のアプリ(au ID・au PAY・au でんき・au サポート・auメール等)がプリインストールされています。
これらの扱いは以下のとおり:
- アンインストール可能なものは削除 OK(大半は削除可能)
- アンインストール不可なものは無効化で対応(設定 > アプリ → 無効にする)
「他キャリアの SIM を入れて使うなら邪魔」と感じる方は、購入後に削除・無効化するのが現実的です。
Q8. au版でよく発生する問題は?
A. 「VoLTE 設定」の有効化を忘れて、通話が繋がらない問題 が一部機種で発生します。
au は早期から VoLTE(LTE 経由の通話)に移行していたため、au 版機種を他社 SIM で使う際、VoLTE 設定が無効になっていると通話が繋がらないケースがあります。
対処法:
- iPhone:「設定 > モバイル通信 > 通信のオプション > 音声通話と DATA」で「VoLTE オン」に
- Android:機種により異なるが、「設定 > モバイルネットワーク → 4G LTE 通話を有効にする」等
中古ショップでの初期設定時、または購入後の他社 SIM 挿入時に確認するのが安全です。
Q9. au版の中古、業者目線でおすすめの選び方は?
A. 「ネットワーク利用制限◯」表記 + 赤ロム保証付き業者からの購入 が鉄則です。
au は分割購入が一般的だった経緯から、過去に未払いの分割代金がある端末が中古市場に流通するリスクがゼロではありません。「ネットワーク利用制限あり」の状態になると、回線が止まる「赤ロム化」が発生します。
中古ショップで購入する場合、「ネットワーク利用制限◯」表記の確認、もしくは赤ロム保証付きの業者から購入するのが鉄則。詳しくは 中古スマホの「赤ロム」とは? で別途整理しています。
Q10. au版を中古で買う時の最終チェックリスト
A. 以下5点を確認すれば、安心して購入できます。
- SIMロック解除済みか
- ネットワーク利用制限◯ 表記
- 赤ロム保証付き業者からの購入
- バンド対応(他社 SIM で使う場合・主要キャリアバンド対応か)
- バッテリー最大容量85%以上
詳しい購入時チェックは 中古スマホ購入時のチェックポイント10選 で別途整理しています。
まとめ
- au版は SIMロック解除済み + バンド対応で他社利用 OK
- au 系 MVNO で使うならバンド対応が完璧でおすすめ
- 他社利用時は VoLTE 設定の確認を忘れずに
- iPhone はキャリア版・SIMフリー版で実質同一
- 「ネットワーク利用制限◯」表記 + 赤ロム保証は必須
au版中古スマホは、選び方を押さえれば SIMフリー版と実用上ほぼ変わらない使い方ができます。au 系 MVNO で使うなら最適な選択肢、他社利用ならバンド対応の確認を忘れずに。
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